血液検査

体の中を流れる血液は体重の約7.7%と言われています。血液検査室ではこの血液と血液から得られる血漿を主に検査しています。血漿は血液に抗凝固剤を加えて遠心分離すると得ることができ、この中には血液を固めるために必要な成分や、固まった血液を溶かすための成分が含まれています。

血液のなかにはこんな細胞を見ることができます。それぞれの細胞の数や機能の維持がからだには大切です。

血液を用いる検査は血球算定、形態検査、赤血球沈降速度、血小板粘着能検査があります。

血漿を用いる検査は凝固系検査があります。

これらの他に血液を造る働きを持つ骨髄についても検査しています。

 血液のなかの細胞の数を数える機械

 血液がかたまる能力があるかどうか調べる機械

 細胞のかたちをしらべてます。

血球算定
赤血球数・白血球数・血小板数の算定をします。
赤血球は体中に酸素や栄養を運び、不用となった二酸化炭素や老廃物を回収します。
白血球は病原菌を体内から排除する働きをします。
血小板は出血を止める働きをします。
形態検査
白血球の種類の分類と赤血球の形をみます。
凝固系検査
血液の固まりやすさをみる検査です。
ワーファリンの投与量を決めるのは凝固系検査の項目です。
赤血球沈降速度
赤血球の沈みやすさを見る検査です。
骨髄穿刺検査
骨髄中の細胞の数と種類を分類します。
骨髄は血液を造る場所で、赤血球・白血球・血小板だけでなく、これらの前段階の細胞もたくさんあります。