放射線管理室部門 責任者/主査 新井誠

放射線管理室

放射線管理室は、放射線の業務に係る職員の放射線障害の発生防止と、患者様の安全を確保し、放射線の適正かつ安全な使用を行うため、各装置や検査室の放射線管理を行うと共に放射線業務従事者の健康管理を担当しています。

管理区域の設定

当センターでは、以下のような放射線業務を行うところを『管理区域』として設定し、管理を行っています。

  1. エックス線診療室
  2. 診療用高エネルギー放射線発生装置使用室
  3. 放射性同位元素使用室
  4. 貯蔵施設
  5. 廃棄施設

エックス線診療室や診療用高エネルギー放射線発生装置の出入り口には、以下のような管理区域である旨を示す標識が表示され、みだりに人が立ち入らないように注意事項を提示し、放射線業務従事者等以外の立ち入りが制限されています。

放射線業務従事者の健康管理

管理区域内で業務するスタッフは『放射線業務従事者』に登録し、法令で定められた健康診断を6ヶ月を超えないごとに行っています。さらに、管理区域内で受けた放射線の実効線量が5年間につき100mSvを超えず、かつ1年間につき50mSvを超えないように、また、女性の放射線業務従事者の受ける実行線量は3月間につき5mSvを超えないように管理しています。現在当センターでは、135名(内47名)が放射線業務従事者として登録されています。

放射線の被ばくの管理は、右記のようなガラスバッチを利用して行っています。このガラスバッチによる個人被ばく線量の結果と、健康診断の結果は、放射線管理室で永年保存しています。

2015年度個人線量測定結果
全登録者数 155人 女性登録者数 46人
検出されず 123人 検出されず 41人
5mSv/年以下 32人 0.5mSv/3月以下 5人
5mSv/年以上 0人 0.5mSv/3月以上 0人
管理区域の放射線漏えい線量の測定

当センターでは、放射線業務を行うスタッフや、患者様が不要な被ばくを受けないように、管理区域の外に放射線が漏れてないか漏えい線量の測定を行っています。

その他の業務
  • 管理区域の放射線漏えい線量測定記録の保存
  • 健康診断の報告書の作成
  • 放射線管理状況報告書の文部科学省への提出
  • 放射性同位元素使用核種変更に伴う遮蔽計算
  • 放射線装置廃棄・据付届の作成
  • 放射性廃棄物の管理
  • 放射性排水・排気施設の管理

など多種多様なものとなっています。