一般撮影部門 責任者/主査 坂井朋夫

一般撮影部門は、胸部・腹部撮影や、全身の骨・関節部の撮影、乳房撮影、ポータブル撮影や手術室撮影、また骨塩定量測定等を担当し、全てデジタル画像撮影装置が導入されています。特に、乳房検査については、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の認定施設であり、認定された放射線技師が乳房撮影を担当しております。


骨密度測定室

一般撮影室
乳房検査について

当センターはマンモグラフィ検診施設画像認定施設です。

乳がん?
乳がんは乳腺に発生する悪性腫瘍

乳がんは乳房にある乳腺(母乳をつくるところ)に発生する悪性腫瘍です。症状は、しこり、乳頭から血がまじった汁が出る、乳首の陥没、皮膚のくぼみ痛み、わきの下のしこりなど、実にさまざまです。乳房の変化に気づかずにそのまま放置しておくと、乳腺の外にまでがん細胞が増殖し、血管やリンパ管を通って全身へと広がっていきます。今、日本女性の15人に1人が乳がんにかかるといわれています。


亡くなる方は年々増加し、女性の壮年層(30〜64歳)のがんの死亡原因のトップとなっています。残念ながら乳がんの予防方法はありませんが、早期なら約90%の方が治ります。決して恐い病気ではありません。早期発見のために、自己検診や、マンモグラフィなどによる定期健診が大切なのです。

どのようにして撮影するの?

基準をクリアし、しっかり品質管理された装置

早期の乳がんも発見できる乳房専用のX線撮影装置を使用します。

乳房はやわらかい組織でできているため、専用の撮影装置を使用します。しこりとして触れないごく早期の乳がんも発見できます。圧迫板という板で乳房を強めに押さえるようにし、位置決めを行いますやや強めに押さえますが、一定以上の圧力はかからないような設定になっておりますのでご安心ください。乳房は立体的で厚みもあり、実際に腫瘤が写し出されないことがあります。圧迫して撮影することで見えにくかったものが分かりやすくなります。

また、乳房を圧迫しながら薄く均等にすることによって放射線の被ばくの量を少なくする効果もあります。精度の高い画像を提供し、被ばくを最小限に抑えた撮影を行うため、装置の日常管理もガイドライン(*1)に沿って実施しております。当センターで使用している乳房撮影装置はガイドライン(*2)に適合している装置を使用しております。

  • *1 マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の定める品質管理
  • *2 日本医学放射線学会の定める装置使用基準
マンモグラフィはどう写るの?

20代

40代

60代

年齢とともに乳腺量は変化していきます。

白い部分が乳腺組織です。個人差はありますが、乳腺は年齢および出産、ホルモンなどの影響を受け、少しずつ脂肪へと置換されていきます。

マンモグラフィで何がわかるの?

触っても判らないような早期の小さな乳がん、しこりを作らない乳がんを小さい影(腫瘤影)や非常に細かい石灰砂の影(微細石灰化)として見つけることができます。特に、早期乳がんの唯一のサインである、ごく小さな石のような石灰化を鮮明に写し出せるのが大きな特徴です。

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