診療実績(平成29年度)
  1. 外来患者数
    • 初診外来患者数 1,285名
    • 再診患者数 4,383名
    • 延患者数 5,668名

平成29年度の画像検査件数は,一般撮影49,722件,CT 17,803件,MRI 8,183件,超音波検査5,842件,核医学検査1,271件,血管造影・IVR(放射線科担当分)72件であった。 新型放射線治療機の稼働により外来患者数は,初診患者数で25年度の1,156名から26年度1,226名に増加し,その後も,1240名以上を維持している。29年度の外来患者数は,初診患者数1,285名,総患者数5.668名であった。新型放射線治療機による診療は,多くの患者様に好評で29年度は266症例を治療した(表1)。放射線治療の内容としては, IGRTを全症例で実施しているのが特徴である,毎回治療機に搭載しているCTと透視で正確な照射ができるようになった事で,患者様の精神的な負担になる皮膚マークを原則として廃止する事ができた。更に高度な定位照射や強度変調回転照射(VMAT)も実施して茨城県内で最高レベルの放射線治療を提供している。定位照射は26件に施行し,VMATは前立腺癌や肺癌を主体として91件に実施し,増加が目立っている(表1)。放射線科で施行した血管造影・IVRは,29年度は72件を施行した(表2)。先端放射線機器の共同利用は,近隣医療機関との連携が緊密にとれてきており,27年度1,391件,前年1,423件,29年度1,373件で,1350件以上を維持している(表3)。

表1 放射線治療の登録患者、定位照射、VMATの内訳
放射線治療症例数 原発部位分類 27年度 28年度 29年度
脳・脊髄腫瘍 6 1 12
頭頚部腫瘍(甲状腺腫瘍を含む) 10 3 3
食道癌 13 14 12
肺癌・気管・縦隔腫瘍 105 77 60
乳房 121 92 61
肝・胆・膵臓 15 23 17
胃・小腸・結腸・直腸癌 16 7 11
泌尿器系腫瘍 73 61 58
婦人科腫瘍 33 25 29
皮膚・骨・軟部腫瘍 0 0 1
造血器リンパ系腫瘍 0 0 2
その他(悪性腫瘍) 0 0 0
総計 392 303 266
定位照射内訳 照射分類 27年度 28年度 29年度
転移性脳腫瘍 21 20 21
脳動静脈奇形 1 0 0
肺癌 10 6 3
胸腺癌 0 0 0
転移性肺癌 2 1 2
肝臓癌 3 0 0
総計 37 27 26
強度変調回転照射
(VMAT)内訳
照射部位分類 27年度 28年度 29年度
前立腺 48 41 44
頚部 4 2 4
肺・縦隔,その他 12 10 43
総計 64 53 91
表2 血管造影・IVR
27年度 28年度 29年度
肝臓のTACE、動注療法 46 59 51
動脈塞栓術(肝臓,出血など) 16 13 8
動注リザーバー留置術 2 4 5
血管形成術・血管ステント留置術 17 6 0
門脈系IVR(BRTO) 3 2 2
CVリザーバー 3 7 0
その他 3 2 6
総計 90 87 72
表3 先端放射線機器の共同利用
27年度 28年度 29年度
CT 298 308 281
MRI 895 866 818
核医学検査 103 126 116
放射線治療 41 38 42
その他 54 85 116
総計 1,391 1,423 1,373