診療実績(平成29年度)
  1. 外来患者数
    • 初診外来患者数 787名
    • 再診患者数 21,584名
    • 延患者数 22,371名
  2. 入院患者数
    • 新入院患者数 221名
    • 実患者数 350名
    • 延患者数 4,596名
    • 平均在院日数 20.1日
外来診療実績

腎臓内科外来の月間患者数は約2,000 名で、慢性糸球体腎炎、糖尿病性腎症、膠原病性腎疾患、高血圧性腎疾患、遺伝性腎疾患、生活習慣病に起因する腎疾患など様々な腎疾患を診療しており、また、これらの疾患が進行した状態である慢性腎不全も数多く診療している。

大学病院ながら外来維持血液透析を施行しており、血液透析ベッドは全50 床で、外来維持血液透析患者数は106 〜 110 名(うち夜間透析17 例)であった。

入院診療実績

月間入院患者数は延べ約300名で、科長を中心とした回診を毎日行い、スタッフ全員で診療する体制をとっている。

入院症例は、糸球体疾患に対する診断・治療目的、急性腎不全に対する治療、慢性腎不全に対する食事療法を主とした教育入院、末期慢性腎不全に対する血液浄化療法導入、維持血液透析症例の合併症に対する診断・治療が中心であるが、尿路感染症や疾患分類不能な症例等に対する診断・治療も行った。

腎生検施行症例は22例で、内訳は微小変化型4例、巣状分節性糸球体硬化症2例、IgA腎症5例(IgA血管炎を含む)、ANCA関連血管炎4例、IgG4関連疾患2例、血栓性微小血管症2例で、抗GBM病、アミロイドーシス、尿細管間質性腎炎が各々1例であった。

新規血液透析導入症例は48例で、そのうち7例は当院維持血液透析療法へと移行、残り41例は他の透析医療機関に逆紹介した。一方、他院から当院で一時的に入院血液透析療法を必要とした症例は83例で、消化器、循環器、整形外科領域の合併症によるものが各々20%程度であった。透析室以外でも個人用透析機器を使用して、集中治療室や病棟においての血液透析も施行した。新規腹膜透析導入に関しては、本年度はなかった。

また、内シャント設置術を50例に、経皮的シャント血管拡張術(PTA)を17例に施行した。

アフェレシス療法としては、他診療科と連携し、血漿交換/二重膜濾過血漿交換(DFPP)を5例、顆粒球/リンパ球除去療法(G-CAP/L-CAP)を3例に施行した。